仏壇とは何?

さて、改めて考えた時に「仏壇」とは何なのでしょうか。
答えは「寺」なのです。
不思議な答えだと思われるかもしれません。きちんと説明したいと思います。

仏壇とは本来仏さんをお祀りし、有難い有難いと手を併せてお参りするものでした。位牌の保管所ではないのです。

はがきはがきはがき

お寺のミニバージョンのようなものを自宅に持ち、そこにお参りする事でご利益があると考えられていたのでしょう。
その証拠として、仏壇の中を見ると小さいながらもしっかりとお寺と同じ飾りが施されているのです。

お寺を家の中に持つということ、ご本尊を自分で持つということ。
これによって無病息災を祈り、少しご利益をいただけると庶民たちは考えたのでしょう。あるいはそのような小さなお寺を日々お参りし、きちんとご先祖さんをお祀りすることで、「たたり」を受けることがないようにと考えたのかもしれません。昔の人の知恵とも言えるものでしょう。

宗教的な側面もありますが、小さなお寺を身近に置くことにより、安心できてご利益があると信じられていた・・・ということのほうが、仏壇を普及させた一番の理由だと思います。
一般のみなさまはもこの考え方のほうが、感覚的にもしっくり来ますし、理解しやすいのではないでしょうか。