直葬・火葬式の場合の通知の仕方(訃報)

火葬場

最近、「直葬」というものも随分増えてきました。直葬とは、火葬のみの葬儀のことです。

火葬だけの葬儀となりますと、通常の葬儀と通知の仕方が異なる場合があります。

通知する上で大切なポイントをご説明したいと思います。

1、式場を借りないので、お花やお供え物を置くことができません。

もし、お花を出したいというような申し出があったならお花を置く場所がないことをお伝えし、当日に花束で持ってきていただくなどの手段を取りましょう。 あるいは自宅に届けていただき、お骨が安置されるお部屋に飾るようにしましょう。

2、更衣室及び控え室などはありません。

遠方から来ていただく方には、着替えのために更衣室が必要なるかもしれません。 しかし、直葬の場合には式場に用意されているような更衣室のようなものがないので、必要であれば別の場所で着替えなければなりません。車やトイレを利用することが多いようです。

3、来てもらう人、葬儀を知らせる人の人数を絞り込む。

火葬だけの場合は、特にスペースの問題を始めとする制限があります。大人数になってしまう場合には、お別れの場所として式場を借りる、大きな部屋のある火葬場を選ぶなどの方法を考えましょう。火葬場が空いている日、時間を確認して予約するなどもできます。 人数に比例してトラブルになる要因も増えますので、ひとつひとつしっかり判断して対応しましょう。

人数を絞り込んで少人数にしてしまうのが最も簡単です。火葬のみの場合には、受付、更衣室、お供えものやお花を置く場所など、一般的な葬儀にあるものが用意されていません。火葬のみとする場合には30人ぐらいの会葬者を目安にしてください。それ以上の人数になりそうであるならば葬儀屋さんに相談し、例え有料になるとしても混乱が起きないような対策を講じたほうがスムーズに進みます。 葬儀を火葬だけとすることのメリットは、一般的な葬儀より用意すべきものが少なく低料金で執り行えることですが 臨機応変にバランスをとって調整していきましょう。

さて、以上を踏まえて本題である通知の仕方をご説明しましょう。

通知の仕方

まず、会葬者には火葬が行われる時刻の10分から15分前に火葬場に集合していただきます。 人数的にも少ないので、電話による口頭での連絡が一般的になっています。

注意点は3つ 「御通夜、葬儀はしないこと」 「式場は借りていないこと」 「火葬だけを行うこと」 この三点を盛り込んでお伝えします。

例をご紹介します。

「昨日母が亡くなりまして、母の生前希望しておりましたとおり 通夜・葬儀は行わず、火葬だけで送りたいと思います。 最後の火葬の前に母とのお別れが出来ますので もし顔を見てお別れしていただけるなら、火葬場に直接来ていただきたいと思います。 式場は借りておりませんので ご不便もおかけすると思いますが どうぞよろしくお願いします。」

以上のようにお伝えしましょう。
火葬のみの場合は特に、大人数になってしまうとせっかく来て頂いた方々をおもてなしすることができなくなってしまいます。 基本的には事情を理解していただける範囲の方々だけにお伝えすることにしましょう。