お葬式の最後 精進落としの挨拶

時間

初七日が終わり、いよいよ「精進落し」となります。

簡単に言えば、「お葬式お疲れ会」ということで、お葬式に関わったみなさんの労をねぎらいます 。

家族が主催者となり、食事等を用意した上で、参加者(この場合は火葬に残る人であるため、親族の方々がメインとなる場合が殆どです)とお坊さん、神主さんを接待します。火葬ははっきりとしたお別れの形であり、感情的にも最も高ぶるものとなるでしょう。
その火葬を終えたところで、主催者たちの疲れも現れ始める頃かもしれません。しかし、残るはこの精進落しだけとなります。

最後は笑顔で語らいましょう。

食事が始まる前に最後までお別れを見届けてくださった方々に感謝の気持ちをお伝えするためのご挨拶をします。特になんの挨拶もなくいただき始めるよりも、お葬式の最後を締めくくるものとしてのけじめをつけるようにしていただくほうが、思い返しても全体的に引き締まったものとなります。

ご挨拶は長くならないよう、短く簡潔にまとめましょう。
食事が目の前にあってのことですので、あまりお待たせしてしまうのは申し訳ないことです。

以下、基本的なご挨拶の例です。

精進落しの御挨拶

これで葬儀を全工程終えることができましたと言う報告

?「昨日の通夜、そして今日の葬儀と初七日まで皆様のおかげで無事終える事ができました。」

故人の代わりにお礼

?「皆様に暖かくお見送りされまして、故人もさぞ喜んでいることとおもいます、故人になり代わりまして御礼申し上げます」

食事を用意しました

?「ささやかではございますが、皆様にお食事ご用意いたしました。」

決り文句

?「簡単ではございますが、お礼の挨拶に代えさせていただきます、本日は本当にありがとうございました。」


以上の四点で構成されます。最も簡単にまとめてしまえば、 「皆さんのおかげで葬儀を終える事ができました、お食事を用意しましたので、召し上がってください。ありがとうございました」となります。

短いようですが、このようなご挨拶で十分なのです。 もちろん、特別にお伝えしたいことがある場合やもっとお礼を申し上げたい場合、多少長くなっても構いません。基本を守りつつ、主催者の納得の行く形でまとめましょう。

人間の心の形の「正解」は、ひとつではないのです。