ロウソクの灯り

ローソク

ロウソクの火をつけるのは何故なのでしょうか。
ロウソクの火は単なる「明かり」以上の意味を持っていると考えられています。


まずは「光」という意味があります。
仏さまが、悩み迷いながら生きる現世の我々のために「こちらですよ」と行くべき方向を照らし示してくれる「知恵の光」です。
仏さまはご自分の身を少しずつ削りながら、我々のために光を灯してくれている・・・
仏教においてはそのように考えら得ています。

もう一つは「温もり」の意味です。
我々の心が寒くならないように、仏さまはいつも温かく見守ってくださっています。
仏さまの「慈悲」の心と温もりを表しているそうです。

そして最後に「はかなさ」の意味です。
火はいつも同じ形ではありません。風が吹けばふわりと揺らめき、一時として同じ姿をしていません。
世の中も同じことである、「所業無常なのだよ」と教えてくれているのです。

光、温もり、はかなさ。
そんな意味があるのだと思いながら、改めてロウソクの火を見つめてみてください。