枕団子・枕飯

割引

枕団子というものをご存知でしょうか?

これは、亡くなった時にお供えするお団子のことです。その言われは、死後の旅の途中で出会う空腹に苦しむ人々に分け与えてあげることで功徳を積みながら、最後まで辿り着けるように・・・とのことです。

一方、旅の途中のおやつのようなものとも言われています。

どちらが本当かというところはさておき、浄土真宗以外では必ず用意する物です。お皿の上にお団子を山になるように積み上げます。

お団子の数はいくつなのでしょう、と聞かれることもあります。
6個、あるいは13個と答えています。「六地蔵へのお供え」とか「十三仏」とか言うようなところから持ってきた数字です。しかし、実際にきちんと決まっているわけではありませんので、お好きなように作って差し上げましょう。

作り方は次の通りです。
まず、上新粉に水を加え、耳たぶぐらいの硬さになるよう練ります。6個の場合であればピンポン玉よりより少し小さいぐらいを目安にしましょう。13個の場合は親指の頭より少し大きいくらいが適当だと思います。そして、沸騰したお湯で湯がきます。

茹で上がりましたら、しばらく乾燥させましょう。山に積みやすくなります。

そして枕飯ですが、これはお茶碗にてんこもりに盛ったご飯のことです。
亡くなった人にいただいてもらうご飯ということになります。こちらの世界で最後の食事となるご飯ですので、なるべくたくさん、お茶碗にぎゅうぎゅう押し付けるようにして高く盛ってください。お茶碗二つにご飯をぎゅうぎゅうと押し込み、そのふたつをあわせてから一方を外すと綺麗な形ができあがります。
最後に、故人が使っていたお箸や、キレイな割り箸を一膳突き立てて完成です。

正式なところを言うと、ご飯はぴったり1合を普段使っているお釜とは別で炊きます。しかし、別に炊くというのも大変ですし、ご家族のご飯を炊いたときにそちらから頂いてもかまいません。

現在は、お葬式まで日にちが開くこともありますので、ご飯は炊く度に新しいものにしている方が多いようです。盛ってあったご飯は、ビニール袋か半紙などで包んでお棺の中に納めます。

お団子はお供えしているうちにすっかり乾燥してしまうので、通夜の当日には新しい物に取り替える方が多いようです。ご飯と同じように、ビニール袋か半紙にくるんでお棺の中に納めてください。