葬儀の平均金額その1

地区 総費用の平均金額 葬儀一式費用 寺院にかかる費用 飲食接待費用
全国 228.7 130.9 49.8 45.4
北海道 228.2 114.3 45.9 66.4
東北 270.7 119.3 65.8 69.6
関東A 220.3 81.2 46.0 33.3
関東B 244.9 146.7 52.7 48.7
中部A 245.8 157.5 46.2 41.9
中部B 263.6 153.1 60.2 53.4
近畿 235.7 151.9 40.0 63.2
中国 152.8 100.9 30.5 21.5
四国 235.4 169.8 39.8 30.7
九州 193.2 122.0 41.7 25.4
関東Aは茨城、栃木、群馬、千葉。関東Bは埼玉、東京、神奈川
中部Aは新潟、富山、石川、福井。中部Bは山梨、長野、岐阜、静岡、愛知
葬儀費用の合計は、各費用が平均値のためその合計とは一致しません。
* (財)日本消費者協会 第6回「葬儀についてのアンケート調査」(平成11年9月)

ご覧いただいた上記の表は、平成11年度の葬儀の金額に対するアンケート調査の結果です(お香典返し費用は含まれていません)。

アンケート結果によると、一般的な葬儀を東京であげるとすると、250万円程度かかるということになります。

平成七年の調査結果と比較すると、「寺院にかかる費用」が30万円ほど少なくなっています。それに従って総金額が下がりました。その他の項目、葬儀社と飲食接待費が変化したわけではありません。

近年の葬儀は密葬として少人数で行ったり、火葬だけ行うなど規模を小さくしている家も多いと思うのですが、不思議なことにデータで見てみるとそれらの変化があまり感じられません。少人数で葬儀を行うと、返礼品や会葬品などの単価が上がる傾向があるとも考えられます。

葬儀社の人間からすると、このデータ上の変化があまりないということから、ひとつの結論を導き出すことができます。

「低価格!!」を売り物にする葬儀社が多く目に付く割に、以前と現在の費用が変化していないのは何故かということです。

少し正直なお話をしてしまいますと
「うまく安く見せているだけであって、実際にそうかというと疑問である」ということです。

動く人間に求められている仕事量や質、物品は減るどころか増える一方です。それなのに、葬儀代金だけが下がるというのはありえないことなのです。

もちろん商売する者からすれば、安さをアピールすることで集客を考えたほうが簡単なお話です。お客様たちには消費者として、そのような事実があることをお忘れないようにお願いしたいと思います。